夏野菜が順調に収穫できていた7月
来る日も、来る日も
きゅうり、きゅうり、きゅうり
きゅうりが余る・・・
ちょっと飽きてくる
ううう・・・
嬉しい悲鳴でした

このきゅうりを美味しく、ヘルシーに食べるため
「いつ作るの?今でしょ!」というわけで作りました
糠床
何か月も、ずっとため続けた米ぬか
自宅で精米して、冷凍保存しておりました
たいてい三分つきなので
糠は少しずつしかできません
やっと糠床できる程度にたまりました
計ってみると、約900グラム
スーパーに行けば出来上がった糠床売ってます
でも、自然栽培米の安全米ぬかで作りたかったのです
放射性物質は胚芽にたまるらしいし・・・
自然栽培の田や畑は
光合成細菌もいっぱいいて
放射性物質を無害化してくれるわけだし・・・
とにかく、安全なものに限る!

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米ぬか  1キロに対して
塩130グラムを水にとかしておく

私は炒らずに生糠を使いました
炒っても乳酸菌は残っているそうですが
生糠のほうがより発酵が早いし
酵素も生きているでしょ

容器は陶器、ふたはガラス製
大きさも手ごろ、きゅうりもそのまま入るし
冷蔵庫にもなんとか入るサイズです

米ぬかと塩水を
よーく混ぜて、練って、こね繰り返して
発酵をうながします

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私は、とぎ汁乳酸菌を少し足しました
後で豆乳ヨーグルトも混ぜました
さらに、捨て漬けにする野菜をつけます
食べられるけど、おいしくないとありましたが
それなりに美味しかったです

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捨て漬け用きゅうり(自家製)
(テーブルに置いてたら我が家のかじり虫ヨウムにかじられました)
一晩おいていたら
発酵したとってもいい匂いになりました
気温が高かったし
生糠と米とぎ汁乳酸菌のおかげで
発酵しやすい環境にあったのでしょう
通常は1週間くらいかかるらしいです

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おいしい糠床にするために
プラスアルファ

こんぶと実山椒
こんぶは利尻昆布
実山椒は自家製
玄関わきに生えている山椒からとりました
30秒ほどゆでた後、10分ほど水にさらしてアクをとったものです

とうがらしも必需品ですが
これも自家製にしたいので
今年植えているとうがらしが熟したら入れるつもり

野菜を毎日つけていると
水分が出て、糠がゆるくなりますが
我が家は毎日精米しているので
その糠をたしています
ときどき塩もたして
とってもいいサイクルになっています

糠床は一生もの
もし娘がひきついでくれたら?
(現状では考えられませんが(-_-;))
二代に渡るかもしれない糠床
とことんこだわって作ろうと思った次第です

トッピングみたいにいろいろ足して
自分だけの糠床を作っていくのです
毎日こねこねするのも結構楽しめます
手がしっとり、すべすべします
発酵した糠って
美容にも健康にも
最高でしょ

我が家の玄米は
精米して食べ
とぎ汁で乳酸菌を作り
糠で糠床を作る
さらに余った糠は生ごみと一緒に堆肥化
捨てるところが一切ありません
さらに
このおかげで買わなくてすむようになったものが
山ほどあります

と、はりきって書いたのはいいのですが・・・
かき混ぜるものだんだん飽きてきました・・・
夏場さぼると大変なことになります
2代で使うはずが、数日でやばいことになりかけました
というわけで冷蔵庫に入れてあります
私のようなずぼらで飽きっぽい人は
冷蔵庫保管がおすすめ
そろそろ出してもいいかな・・・