岡本よりたかさんのフェイスブックの記事から転載させていただきます


地球を汚し続ける農業は要らない。

気づいた時から、既に地球は汚され続けていた。科学、文化的、発展という言葉に操られて、人々がやってきたことは、効率性と利便性を追い続け、代償として、地球環境を壊すことである。

確かに便利になった。お金さえ払えば、行きたい場所にいつでも行ける。お金さえ払えば、食べたいものが食べられる。お金さえ払えば、文化的な生活ができる。そして、お金さえ払えば、平和が手に入る。お金さえ払えば、自分は幸せであると錯覚し続けられる。...


手に入れた「幸福な生活」と書かれたシールを剥がしてみると、その裏には、手の施しようのないほどに汚された地球の姿が隠れている。

今、目の前にある美味しそうなものを作るために、化石燃料から作られた化学農薬と、地球資源から作られた化学肥料と、そして人間が踏み込んではならない領域に踏み込んだ遺伝子組換え飼料から作られた有機肥料。それらの多くが、過剰に与えられ、自分達の住むこの地球環境をジワジワと汚し続けていることに、何故気づかないのか。

食料は、人が生きていくためには絶対に不可欠なものである。それを得ようとする行為が地球環境を壊し、虫たちの世界を壊し、植物たちの世界を壊していくのならば、自ら尻尾を食べ続ける狂った地獄の餓鬼と同じではないか。

地球を汚し続ける農業は、もうやめた方がいい。農薬も肥料も使わない農業を目指した方がいい。効率性を手放してでも、今こそ地球環境を守り続けた方がいい。

--- 微生物共生型自然栽培農家 岡本よりたか ---