10日ほど前でしょうか、梅の様子が変でした
葉っぱが赤黒くて、枝の先もなんだか赤い

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近寄ってみると
てんとう虫がそれぞれの枝に10匹から20匹くらい
アブラムシも枝という枝にびっしりいました
てんとう虫は全体では百匹近くいたかもしれません

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枝の灰色のところがアブラムシです
枝が見えないくらいのすごい取り付き方でした

隣のもう一本の梅にはアブラムシはついていませんでした
おそらく
かつてここに大量に窒素肥料が落ちてたまっていたのでしょう
そうでもないとここまでアブラムシが大発生するのは考えられません
やはり畑全体を一度麦でクリーニングしなくちゃと改めて思った次第でした

さて、この梅ですが、てんとう虫にまかせてみようと思いました
何もしないで様子を見ることにしました

今朝の同じ枝です
葉っぱに点々とついている黒っぽいのは虫の糞です
アブラムシの姿はどこにもありません
てんとう虫もほとんど姿を消しています

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枝全体でわずかに数匹のてんとう虫が残っていただけでした

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幼虫も残ってました 飛んで行けないもんね

他にもアブラムシの天敵が・・・
アブラバチ アブラムシに寄生する小さなハチです
ヒラタアブ 幼虫期にアブラムシの汁を吸う
クサカゲロウ やはり幼虫期にアブラムシを食べる
ショクガタマバエ 量は少ないがアブラムシを食べる
んだそうです

この子たちに出会ったら、虫~って嫌がらないで
大事にしてあげましょう
先ほど、娘に梅のてんとう虫の写真見せたら
一瞥で
「うわ~、気持ち悪っ!」
と言って、去っていきました

さて
てんとう虫君がいれば、全く必要ないのですが
てんとう虫君に助けてもらえない場合は
ニャン流アブラムシ退治の方法をご紹介します

キッチンの小麦を使って粘土を作り
それにアブラムシをくっつけていきます
安全で、アブラムシの死骸も残りません
たまに粘土が葉っぱにくっつくことがありますが
粘土の水分を調整することで防げます
粘土は土の上においておけば
分解されて肥料になります
安全かつエコでしょ

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