このブログを始めた当初から
ずっと課題だった自然農の土作り 
中途半端な状態のままで放置していたのが気になっていました
検索でこのブログを訪問してくださる方が結構おられるので
土作りだけはきちんとまとめをしたいと思っていました 

自然栽培の無肥料、不耕起にこだわるばかりに
草を生やして刈るだけを繰り返していましたが
土の状態によってそれじゃ何年待っても
いい土にはなりません
麦栽培や草を置いておくだけでは無理でした 

腐葉土やその他植物性の有機物を入れて
土壌菌の層が壊れない程度に最初の一度耕してもよいそうです
自然に土がよくなるのを手助けして
その期間を短縮するというやり方です
岡本よりたか先生の無肥料栽培のセミナーに参加して
教えていただきました

土に関しては
以下の先生方の講演会やセミナーにも参加して学びました
このブログではおなじみの飯山一郎先生
菌ちゃん先生こと吉田俊道先生
循環農法の赤峰勝人先生

先生方が何年も何十年もかかって
会得された方法を
講演会等に参加するだけで
教えていただけるなんて
なんてありがたいことでしょうか
先生方には心から感謝申し上げます

そして
学んだことを参考にして
ちょっぴりアレンジしました
マイ土作りをご紹介

腐葉土、米糠、くん炭、とぎ汁乳酸菌
を混ぜ混ぜします
量は適当
だいたい腐葉土10、米糠1、くん炭2
くらいの割合でしょうか
これを腐葉土ミックスと名付けました

乳酸菌を入れなくても
もともと土には土壌菌がいるし
腐葉土にも土壌菌は付いています
ただ、早く善玉菌を増やしたい場合には有効だと思います
畑の草や果樹で乳酸菌を培養すれば
その畑に元々ある乳酸菌や酵母を増やすことができます
乳酸菌と一言で言っていますが
単菌ではありません

腐葉土が窒素
糠がリン酸
くん炭がカリ
これらは菌のエサとなり
棲家(くん炭)となります

これを土に混ぜて耕します
しばらくするとふかふかの土になってきます
粘土層の土なら砂やバーミキュライトなどをプラスするとか
その土壌に合わせて
自分でアレンジすればよいかなと思います

腐葉土ミックスを多めに作って
また腐葉土の袋に戻し保管します
すると完熟堆肥が短期間でできます

苗を植えつけるとき
植え穴を掘って
腐葉土ミックスを底に入れ
苗を植えます

現在マンション暮らしで野菜畑がないので
とある花壇で自然農の土作りをし
無肥料で花を栽培しています
土もフカフカになってきましたし
お花も元気一杯育っています
虫もこないし、病気にもなってません

この腐葉土ミックスで畑の土作りをし
野菜を作るのが待ち遠しいです


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