一面雑草が生えた畑
野菜の様子8月 012

野菜を作っている場所も最近雑草をかりそびれたので
すっかり草に負けてしまってる感があります
がっかりしつつも
安全でおいしい野菜作りのため
遠いようで近道と自分に言い聞かせ・・・
(本当は暑くて野菜周辺の雑草管理をさぼっただけなんです・・・φ(.. ))
自然栽培といえど、全くほうったらかしというのはNGなのですが・・・
来年への課題です

土の状態はいかに?と思って地面を観察
猛暑の時は虫も姿を隠すのか
あまり見当たりません

枯れ草の下は・・・
小さい甲虫やトビムシみたいなものはいるんだけど
だんご虫ややすでがいない・・・
あちこち見ても、どこにもいない!
元田んぼ畑・・・もともとは田んぼだったし
そのとききっと化学肥料も使ってたのでしょう
農薬も使ってたかもしれません
耕作放棄田となってからも
雑草対策にトラクターで頻繁に耕されてたから
生態系が不自然であっても不思議はありません

これじゃ枯れ草で土を肥沃にするのに時間がかかります
枯れ草を土壌動物が分解して
それをさらに土壌微生物が分解して
腐植という黒い肥沃な土ができあがるのです

土壌微生物にとって枯れ草は
ダニがぞうみたいに大きいものを食べる以上に
大きすぎるのです
土壌動物がいないと、土壌微生物による有機物の分解が
2分の1から5分の1くらいに減るのだそうです

そこで
思いついたのが
我が家の庭にいるだんご虫などの土壌昆虫を畑に連れてくること
雑草を刈って積み上げている所には
枯れ草の下にうじょうじょいるんです

この子たちを虫かごに入れて
畑に連れて行きます

こんな枯れ草の下に

野菜の様子8月 013

枯れ草をとるといっせいに隠れようとするのであまり見えませんが

野菜の様子8月 015

この中にいるのは
ダンゴ虫、ワラジ虫、ヤスデ、みみず
土作り用土壌小動物スペシャルブレンド

野菜の様子8月 016

畑に放しました

土作りのお手伝い、頑張ってねぇ

これから畑に行くたびに
この子たちを連れて行きます

この子たちは不快害虫として嫌われていますが
よい土を作ってくれる貴重な生き物なのです
くれぐれも殺虫剤などで退治しないでください

この子たちがいるところは分解されていない有機物があるところです
庭にいてほしくなければ、落ち葉や枯葉をとりのぞけばそのうちいなくなります


ヤスデは、ムカデに似ているが草食性、枯葉や菌類を食べる分解者
よい土を作ってくれるありがたい生き物、分泌液には毒があるので素手で触らないこと

ワラジ虫 ダンゴ虫に似ているが平べったい
さわっても丸くならない 枯葉を食べる

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